志賀高原、渋峠泊まりツーリング2


パノラマラインを抜けると県道59号線を経由し、今回のメイン街道になる国道292号線へとスイッチする。

途中で道の駅があったが、平日というのに人でごった返していた。


     


ここで温泉まんじゅうを食おうか迷ったが止めておいた。もちろん後で後悔する羽目になるのはお約束のパターンだ。

草津温泉を抜け国道を進んでいくとある標札を目にする。

「硫黄が噴出しているため駐停車禁止」

なるほど。だが駄目と言われたらやりたくなるのが人間の性分。と思っていたが実際に硫黄エリアに入ると臭いが凄い!

バイクの場合もろに吸うので余計でしょうが。確かにこりゃ長時間いたら頭おかしくなるかもしれんな。


     


少しだけ停まってみたが臭いが凄い。速攻で出発。

ツーリングマップルにも長時間の停車は危険とあった。路駐するのが前提のマップル。さすが(笑)


     


走りながらの撮影はピンボケするなぁ・・・。





この間もグングン標高が上がり硫黄の匂いもしなくなってきた。

この辺りで標高がだいたい2000m位か。この時点でビーナスラインを超えた事になる。

空気が薄いのでアイドリングがかなり不安定な状態だ。

エンストは気を付けなければいけないと思っていた矢先、やってしまった痛恨のフルエンスト





片側通行の発進時にやってしまいました。いつもなら下が粘るブラックバードでしたがあえなく失火。

実は管理人、普段はアクセルはあまり開けずにクラッチだけで発進する癖があるんですよ。それをやってしまいあっけなくストールです。

さすがに標高2000mには勝てなかったか!?まあ立ちゴケしなかっただけでも良しだな。

こんな所で立ちゴケなんかしたらツーリング終了っすわ。この後アイドル調整を密かに行った管理人でした。

おまけに後ろには随分と車が並んでいたので大恥もいいとこ。「旅の恥はかき捨て」気にせず進みましょう。

お次は湯釜に行きます。ここは登山が必要なのでしんどいです。登山といっても10分そこらですが。


     


ライダーが多かったですね。皆さん結構遠くから来てるみたい、いろんなナンバー引っ下げてますねぇ。

この辺りは関東ナンバーが多かったです。関西ナンバーはパラパラと。後は東北ナンバーとか。

その為バッグ無しの手ぶらで来てるバイクはさすがにいませんでした。

ちなみに駐輪場はここだけじゃないですよ(笑)ここは登山者用。

さてさて、お次は登山です。標高2000mまで来て、さらにそこからまた登山とは、ちょっと考えられないですが。

人が多すぎて自分のペースで上れなかったので余計な体力を食う。

ですが景色はかなり良いので疲れも吹き飛びます!・・・嘘ですが。


     


     


そしてつらい登山を終え遂に湯釜に到着!!





何か現実とは違うものを見てるみたいでした。良く言えば神秘的、悪く言えばアニメみたいな。

天気が良かったのも幸いしてかなりの絶景を拝む事ができた。う〜ん、満足!

しかし、しかししかし、この道のメインはここではありません。

「日本一の標高を誇る国道」ですから、そこに行かなければ意味がありませんよ。地図で確認すると渋峠まであと少し。

張り切っていきましょう!!


     


結構良い道良い眺めでしょ??こことビーナスラインはもう一回行きたいな。

そして標高最高地点に到着。


     


写真が多すぎて選ぶのが大変ですよ。ここは私の文よりも写真を見てもらうほうが早い。

「百聞は一見にしかず」とは正にこの事。ああ、もう一度行きたいね・・・。





ここで群馬県とはお別れ。長野県に入り志賀高原を目指します。

これでまだ一日目の前半レポ。長くなりそうだな。