十津川温泉ツーリング
10月3日の金曜日に突然舞い込んできた代休の話。
しかもこの日は快晴で絶好のツーリング日和であったので9月に途中で豪雨に見舞われ泣く泣く引き返してきた十津川温泉に行く事にした。
通勤ラッシュを避けるため午前9時に出発。それでもやや混み気味だったが何とか我満して
国道24号線へ。今回のルート、まずはR163より高山ダムへ向かい名阪国道に抜け針テラスまで行く。
高山ダム近辺は道がかなり悪いのだがなかなかのワインディング道路。
2速でハイペースで走り抜ける。の道は交通量が少なくゆっくりと走るにもいい道だと思います。そして高山ダムでしばし休憩。
高山ダムをバックに一枚。先にも言ったがほぼ人通りが無いので邪魔者が入らずゆっくりと撮影できます。
ここからはしばし凸凹の道が続きます。これがあるとバイクで飛ばすのは怖いのでゆっくり走る事に。
すると早速絶景が拝めたので停まってパシャリ。
前に通った時は一面雲だらけだったので気が付かなかった。
82号線→4号線と経由し名阪国道まで行きます。4号線はのんびりしたマッタリ雰囲気を楽しめますよ。
この4号線辺りは走り屋もどきみたいな連中が結構いるので煽られてもジェントルに道を譲りましょう。
名阪国道は相変わらずトラック天国でした。ここはポリが多発しているので追い越し以外は80kmで走るのが良いでしょう。
必ずと言っていいほど誰か捕まってるし。ここで飛ばす奴は警察の好いカモとなるだけなのでご注意を。
そして針テラスへ。金曜日の為かライダーはあまりいなかった。ここで昼食を食べますがこんな時ソロツーは寂しいと実感。
ここからR369を下っていきR165へ。369は交通量は多いですが信号が無くマッタリと走れる道です。
タンデムライダーにはお勧めかもしれません。ただ距離が無いのでイマイチかも・・・
R165より37号線に入ります。37号線には果てしなくなが〜い直線のトンネルがあるのでなかなか面白い。2速3速で引っ張ると面白かったです。
ただ、交通量が意外に多いのでスピードの出しすぎには注意が必要。
トンネルを抜けてからは下りのワインディングが続きます。この辺りは皆ペースが速かったです。
そのまま道なりにR169に入るとここから川沿いの静かな道を暫く走ります。何故かこの辺り、管理人のお気に入りの場所なんですよ。
ツーリングでなければそこらに停まってたそがれたい気分になります。もう少し家から近ければ車で来れるんですがね。
R309で左折しこれまたレトロな橋??を渡り昭和の町並みの面影を残す商店街を走り、そのままR309を進みます。
ここで休憩していると軽トラに乗ったおっさんが話し掛けてきました。
「兄ちゃん京都から来たんかー、この先どこ行くんや?」
「ええ、ちょっくら十津川温泉まで」
「十津川か、まだまだ遠いで。このバイク何CCなんや??」
「1100です」
「1100!?凄いな。うちのかみさんの車よりデカイなぁ、気をつけてな〜」
この日はおっさんに3回も話しかけて貰いました。多分ライダーなら一度は経験がある事でしょう。
さて、おっさんの言うとおり先はまだまだ長いのでここいらで出発します。
この先にもまたまたなが〜いトンネルがあります。しかも2連続で。ずっと直線のトンネルなのに入っても出口が見えないくらい長いです。
スピードに気をつけて走っても軽く100kmを超えてしまいます。こんな道は速度感覚が麻痺してしまいますね。
しかも交通量は皆無なので自分との戦いです。後はR168に出てひたすら南下し十津川温泉を目指します。
走っていると懐かしき光景が現れました。
ここは数年前昔の愛車ZZR1100と友達のSV400Sでツーリングに来た時に立ち寄った所です。写真で確認すると何の変化もありません。
ー懐かしき写真ー
懐かしさのあまりしばらくここで休憩する事にしました。
昔を思い出しつつ出発します。そしていよいよ十津川村に入ります。
ここより先のR168は広い道と狭い道が連続します。若干交通量も多いです。
そして管理人お気に入り2の場所へと到着します。
長い直線があるのですが、トンネル→橋→トンネル→橋→直線→トンネルってな道。何か好きですこんな道。
振り返るとこんな感じ。
奈良県南部って管理人好みの場所が多いです。マッタリとした雰囲気も良いですし。
余談ですがこのR168に入ってから、休憩する度に抜いて行く一台のタンデムのCB750がいました。
そしてあちらが休憩中にはこちらが抜いて行くという・・・。
こんな事が3回ほど続きました。もちろんこの場所でも。最後の方にはお互い見詰め合うまでになっていましたね。
さあ、いよいよ目的地の一つである道の駅十津川郷に到着です。
例のタンデムCB750が丁度出て行くところでした。タイミングが合えば最後に同じ場所で休憩できたのに・・・残念。
ここには足湯があります。硫黄の匂いが物凄い。ハッキリ言って臭かったです。まあ匂いは仕方ないので足湯に浸かり一服します。
そしてお土産のお買い物。十津川名物のそば茶とシイタケの田舎煮込みを購入。そば茶は最高に美味しかったです。
そして十津川温泉に着行こうかと考えていた時にアクシデントが発生。
何とR425が土砂崩れの為通行止めとの事。
これには参りました。上がりきったテンションが一気に最低になりましたね〜。
R168→R425→R169の予定だったのに・・・。私は性格上来た道を戻るというのは大嫌いです。十津川温泉を目前にしてテンションが
一気に下がってしまいました。自分の中で「十津川温泉はもういいか」と言う事になり着た道を引き返す事に。
最後のあがきとして県道53号線→R309で帰る事にしました。
肝心の温泉は53号線のある天川村薬湯に決定。仕方ないので気分を変えて出発しました。
そして53号線に入ります・・・とんでもなく狭い道です。しかも路面が荒れてます。
更に日が暮れてきました。管理人の心がまた一段と冷え込んでいきます。暗くなったと同時に温泉に到着。
ここ自慢の露天風呂である薬湯に浸かりましたが気持ち良かったです。少し肌寒い気温に露天風呂、これぞ最高の至福の時です。
風呂上りにはビール!!ではなく大人しく梅を飲んでおきました。
ポカポカになりながらバイクに跨り出発します。が当たり前ですが湯冷めする羽目に。
そして・・・ここからながーい道のりを睡魔と疲労と格闘しながら無事に帰宅しました。
来年、また行きたいですね。次は十津川温泉より更に南にある湯の峰温泉に行こうかと思ってます。
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