許せ、この大馬鹿者を・・・


これは管理人がの好きなキャラランキングでも上位に入る北斗琉拳ジュウケイ氏が最後に語った言葉である。





いやいや、貴方だけは許されないだろう。ここは心を鬼にしてでも言いたい。

「許せこの大馬鹿者を」と言われてもこのジュウケイ氏には馬鹿な部分が多すぎてどれを悔いているのだろうか??

とも言いたいが、とりあえずはお前全部覚えてないだろう、と言いたい。


まずは、カイオウに北斗琉拳を教えた事だろう。何故カイオウに北斗琉拳を伝承したのだろうか?

昔からカイオウは危険な存在であると自分でもおっしゃっているのになぁ。

ラオウ、トキ、ケンシロウをリュウケンのもとに送っただけでは不安だったのでカイオウ、ヒョウ、ハンに北斗琉拳を教えたと言っている。

ヒョウだけに北斗琉拳を伝承させていればこんな事態にはならなかっただろうな。むしろカイオウは立派な従者となっていたのでは?と思う。

当時からカイオウの方が強かったのだから、二人に北斗琉拳を教えれば必然的にカイオウの方が強くなってしまう。

それくらい分かるだろう、ジュウケイ様。カイオウに散々「宗家のヒョウを超えてはならん」って言ってるのに。訳の分からんおっさんである。


次はヒョウの記憶を奪った事か?

拳に甘さは不要、と言う事で無理やりヒョウをレOプしたジュウケイ様。しかし管理人は思う。記憶を奪う=甘さが消える、と言うのは正しいのか。

こんな屁理屈を言い出すとキリが無いが、記憶喪失になった所で性格は変わらないんじゃないのって思う。

それ以前に、たかがジュウケイ様の独断で大事な北斗宗家の長男の記憶を奪うなんて事して良いのだろうか?

ジュウケイ様は北斗宗家の惑星に過ぎない。その惑星ごときがそんな大それた事を独断でして良いのかと言いたい。

それは自分でも言っているのに。たかがジュウケイ様、されどジュウケイ様なのだろうか?

しかも、しかもである。そのヒョウの記憶を奪うのをミスっていたジュウケイ様。

現代社会ならば始末書ではすまされないミス。

ヒョウのその甘い性格さ故に記憶を封じようとしたのに、よりによって自分の甘さで(気の迷い)で破孔のツキが甘くなり失敗。

これはシャレでは済まされない。

少なくともヒョウの記憶をジュウケイ様が完全に奪っていれば、カイオウに操作される事なくあの時に記憶は蘇り、ジュウケイ様も死なずにすんだ。





真に大馬鹿者である。

まだある。カイオウが北斗宗家を憎み恨む原因を作ったのは紛れもなくジュウケイ様であると思う。

母の死の時、肝心な時にいないジュウケイ様。そして母の葬儀の時の空気の読めない名セリフ。

ヒョウとの戦い、わざと負けろと脅しを掛ける。これはカイオウにとって相当屈辱だっただろう。

そして「お前は北斗宗家の惑星にすぎん。宗家の為に生き死ぬのだ」と散々言い放つ。

まだまだ子供であるカイオウがそれだけ酷い虐めを食らえば、そりゃ捻くれてしまうよジュウケイ様。


蒔いた種を何一つ刈り取る事が出来ずに死んだジュウケイ様。馬鹿どころか他人の足を引っ張る事しかしていないような気がする。

唯一の救いは、自分の事を大馬鹿者だと理解していた事だろう。

でも管理人はそんなジュウケイ様が好きである。

あっ、一つ良い事していた。それはシャチに北斗琉拳を教えた事だろう。これだけは評価できるな、うん。


そう言えば、ジュウケイ様も魔界に落ちていたんだよなぁ・・・



ひでー面だな、全く・・・


しかも魔闘気に完全に意識を奪われて自分の家族までも殺していた。この人、やっぱり何にも良い事していないような気がするわ。