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ナッパ様
言わずと知れた名作ドラゴンボール。もちろん管理人も好きである。
悟空、ベジータ、トランクスらの陰に隠れてマイナーサイヤ人キャラで有名なナッパ。
管理人にとっては崇めても惜しくないお方なので「ナッパ様」とお呼びする。もはや忘れ去った人も多いだろう。
当時は最強を誇ったナッパ様
何故管理人がナッパ様を崇拝するのかと言うと、ちゃんと理由がある。
キャラクタ上、パワー馬鹿で荒くれ者というイメージが付きまとってしまう氏だが、氏の行動を観察しているとそんな事は無い事が分かる。
実はとても面倒見が良く空気が読めるお方なのだ。もしベジータと共に悟空達の仲間になっていれば、良き兄貴分として活躍しただろうに。
噛ませ犬役ごときのベジータのおかげで素晴らしい逸材を失ってしまった。何て事をしてくれたのだろうか。
ベジータとの決戦の時3時間休戦する事になった時のことだ。悟飯が自信を無くしピッコロにもう一度鍛え直してくれと頼むが却下。
「帰れっ！！」と一蹴されてしまう。実は心の中では期待していたのだが。
が、ピッコロの想いをよそに帰ろうとする悟飯。見かねたナッパ様は動く。すかさず悟飯にエネルギー波をうちこう言った。
「小僧、逃げ出す気か？その方が利口だがなー、ハッハッハッ！！」
それに対し悟飯はカチンときて見事モチベーションを取り戻した。師匠であるピッコロよりも悟飯のツボを理解していらっしゃるようだ。
ピッコロは叱って伸ばすタイプ、ナッパ様はその人の刺激のツボを付きその気にさせていくタイプなのだろう。
そしてなにより悟飯に選択肢を与えたのがミソである。悟飯がその気になればそれでい良いし、駄目なら殺さずに帰す事も視野に入れたのだ。
結果的に悟飯は「誰が逃げ出すか！！お前の母ちゃん、デベソー！！」言い放ちその場に踏みとどまる。
ナッパ様は「ええっっーー！！？？どうして知ってるんだ〜、俺の母ちゃんがデベソだって事を！」
と5歳児の冗談にまで本気で取り組んでくれるという兄貴分的な所も披露。特に悟飯とクリリンなんかとは気が合いそうだ。
ナメック星に悟飯、クリリン、ナッパ様、ブルマで行くストーリーがあれば良かったのにな。
夕日の中より現れる氏。様になっている。
今ドラゴンボール改がやっているので是非見て欲しいちなみに11話。このシーンでナッパ様の魅力が十分伝わると思う。
そして戦いの中ピッコロの死が近づいた時、ピッコロと悟飯の最後の時間も攻撃せずに見守っていたナッパ様。
これはナッパ様が場の空気を読んだのだと思う。ベジータなら間違いなく速攻で止めを刺しているだろう。
時折見せる優しさもナッパ様の魅力の一つだ。まだまだ語りたい事はあるが今日はここまでにする。
 
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