某監視所





この時は南紀白浜を過ぎ国道42号線の海沿いの快走路を走っていた。

出発時は0℃と言う真冬の気温だったが、昼になれば20℃以上の気持ち良い心地良い気温で日差しもそう強くない快晴。

まさにツーリング日和。

その為かかなりの睡魔が管理人に襲いかかって来たのでその辺のスペースで休憩する事にした。


     


バイクを停めて写真を撮っているとこんな看板があった。

監視所・・・。てことはここでは海からの侵入者を監視していると言う事か??

そりゃすげぇ、と思い中を覗いて見ることにする。


     


敷地内に入ると監視所と思われる建物が合った。何これ?様子がおかしい様な気がするが・・・。

こんにちは〜、と言いつつ中を覗いて見た。


     


なるほど、これが監視所という訳か。あの〜、天井落ちているような気がするんですけど?

看板には確か串本警察の管理下と書かれていたので言わばお国の持ち物、即ち管理は税金でまかなわれていると言う事だ。

て言うか冗談抜きで蹴りを入れただけで天井が落ちてきそうなので入り口からの撮影だ。

こんなしょうもない場所で生き埋めになんかなったら情けないやら、やり切れないやら・・・。

そう言えばさっきパトカーが通っていったので話聞きたかったなぁ、「これで管理してるつもり?」と問いたい。

するといきなり声を掛けられた。が、振り向いても誰もいなかった。

そして足元からただならぬ気配を感じたので恐る恐る下を向くと・・・





いましたよ監視所の監視人が。女性だったんですね、驚きました。

海から進入してくるであろう兵達の監視を彼女1人で行っていると言う訳ですか。

串本警察もこんなか弱い女性を付けるなんて悲惨な事しますね〜、と冗談はここまでにしておこうか。

何なんでしょうかこの不釣合いな人形は。長い間ここに放置されていたのだろうか?謎だな。

まあ服が剥ぎ取られてないだけマシかもしれない(笑)