北斗神拳を盗んだ男


北斗神拳を盗んだ男、と聞けば皆アミバを思い付くだろう。が、忘れてもらっては困るあのお方の事を。

その男とはジャギの部下。自称「あらゆる格闘技を身に付け最後に覚えたのが北斗神拳、こいつらとは違うぞ」である。

確かに彼は他の雑魚とは違った。その死に様は他に例を見ない。


そんな彼の登場時は静かなものであった。





特に目立つわけでもなく他の雑魚と一緒に登場している。そしてケンシロウが雑魚を一蹴、すると彼、主役のご登場だ。




彼「よーし、俺様が相手だ。俺はこいつらとは違うぜ」




彼「あらゆる格闘技を身に付け最後に覚えたのがこれだ!ジャギ様から盗み取った北斗神拳、とくと味あわせてやるわ」


ジャギごときから盗んでもなぁ・・・とツッコミが入りそうだが、それはご愛敬である。

しかしケンシロウの肘打ちにより一蹴、かと思いきや彼はまだ死んではいなかった。

この時点で他の雑魚とは違うのだが、彼の本領はここから発揮されるのである。

ケンとの間が一瞬できた隙に自慢の北斗神拳を打ち込み親指で両サイドから秘孔を付く氏。秘孔と言うよりツボの刺激にしか見えんのだが。




彼「あちょー!、アチョー!、あちょう!」


するとどうだろう、彼の為に数コマも画が用意されているのだ。ちなみにアチョーは本編でも繰り返し三回言ってます。

この上の画像の時点で3コマあります。上の画像が三回フェイドインしてくるのです。動画がアップできれば良いんですがね〜。

本来なら一瞬で消え去るような雑魚にだ。これは凄い事ではないか!!





彼「やったぜ、ケンシロウの秘孔を付いた!お前はもう死んでいる」

ケン「何秒後だ?」

彼「そうだな、10秒後ってとこか。数えてやるぜ」


と続きます。ケンのツッコミもなかなか面白いですが(笑)

最後は0まで数えて自分が爆発すると言う最高のオチを用意していてくれたのは言うまでも無い。





こんな一雑魚の彼の為に北斗神拳を盗んだ男とまでの前振りを用意しスタッフ。

そして何よりこの最高のオチを演出してくれた彼には拍手を送りたい。管理人の心をくすぐった場面であった。