限界・・・


国道425号線を尾鷲方面に向けて走っていた時の事だ。遠くに釣り橋が見えた。

犬並の嗅覚でネタ臭を感じ取った管理人はその橋へと直行した。


     


画像では見難いが、尾鷲まで30kmと書かれている。遠い・・・。右の画像はその橋が架かっているのだ。

425号線も大概の道だったが、この橋へ行けるだろう脇道に入ると途端に半林道のようになる。

これはほぼ使われていない道だろうな。ガタガタ道を黒鳥で突き進むと例の橋が見えてきた。


     


パッと見、普通の端に見えるな。





管理人の嗅覚が鈍っているのか・・・、至って普通の橋だ。錆は多少あるみたいだが。

それなら橋を渡ってみようかと思ったその時、衝撃的な事実が飛び込んでくる。


     


「ええ〜〜〜っっっ!!???」


あの〜、少し進んでしまってるんですけど??

これ、ぶっちゃけやばいでしょう。。。錆云々の前に、ワイヤーが切れてます。

ヘタしたら人の重さですら耐えられないかもしれないですよ!?こんな限界超えてる橋を放置って危ないでしょう。





急いで橋を後にする。良かった、嗅覚は衰えてないようだ。

この場所ではUターンし難いので更に先に進んでみる。すると広場が見えてきたのでUターンしようとしたら・・・。


     


何と、正体不明の建物に遭遇!!これは何なのでしょうか??

探検してみたい衝動に駆られるが、夕方までには尾鷲に入りたいので探検は諦める事にした。


     


中に入ると(笑)黒板や下駄箱等があり教室らしき場所もあった。学校だったのだろうか。

しかし何故に人里から遠く離れたこんな場所に学校があるのだろう。

しばし考え込むと一つの答えが導き出された。

そう言えばここに来る前にダムがあった、確か425号線沿いにだ。この周辺はおそらくはダム湖と思われる。





と言うことは、だ。昔ダムが出来る前はこの近辺に村があったのではなかろうか。

そしてその村がダムの建設と共に無くなってしまったが、この学校だけは高台にあったので水没を免れた。

ってのはどうだろう。完璧な推理ではないだろうか。

これが本当だと少し切なくなるなぁ・・・、やっぱり住民は反対したろうし。まあ推理が本当ならの話だが。