大山ツーリング


今回はロングツーリングは今年最後になるであろうと言う事で前々から行きたかった鳥取大山に行ってきました。

いつもの如く早朝に飛び起きての出発です。予定ルートは高速で一気に大山まで行き、下道で帰るルート。

もちろんいつも如くアクシデントがあるわけですが・・・。それは後ほど。さすがに11月の早朝、寒い。

今日は混雑する中国道宝塚付近を避ける為にテスト的に縦貫→国道372→舞鶴道→中国道のルート。

中国道宝塚付近は早朝行こうが昼間行こうが大渋滞しているので出来れば避けたいルート。

今回のルートも決して良いとは言えませんでしたが、渋滞のない分ストレス無く行ける。

中国道に到着すると結構な交通量でしたが山崎ICを越えた辺りからガラガラになり始めました。

でも米子自動車道に入ると一気に交通量が多くなり始める。

高速を降り、予定通りのルートで大山を目指します。しばらく走っていると妙に懐かしい光景に出くわしたので停まります。





懐かしい景色なのだがここに来た記憶は一切無い。でも何故か妙に懐かしいのだ・・・。

何故だろう??妙な気分になりながらも出発、お次は牧場がありました。ちょっと覗いてみる事に。

よく見ると牛さんがいっぱいいましたね〜。


     


ここで牛さんを眺めているとツーリング集団が2組通り過ぎて行きました。

しかも同じ方向なので追いついてしまうだろうなぁ、と思いつつ。

ここからはなかなかのワインディングが楽しめます。

ツーリング集団に追い付いてしまったが、仲間のふりをして最後尾に張り付いて行く。

予想通り途中展望があったので立ち寄ってみました。





ここで写真を撮っているとバンデッド1250に乗ったナイスミドルがやって来たので少しだけ話をしました。

お互いの第一声が「さむっっ」だったのには笑ってしまいましたが。

実はバンデッド1250、買い換える事が出来たら欲しいバイクなんですよね〜。

ここからいよいよ大山の周回コースへと突入。が、道が意外と悪い。埃や砂が浮いていたり道がガタガタだったり・・・。

ゲレンデもありましたが凄く景色が開けていたので立ち寄ってみる。


     


     



画像の案内板より大山の周回コース時計回りか反時計回りかを選択するのだ。管理人は時計回りを選択。





このように大山を基点に一周できるので、この山をずっと見ていくことになる。

北の方に上がると見えなくなってしまうが。

と言うよりも観光化されているのは周回コースでも南半分だけで、北半分は道も狭く車通りも無くただのマイナー県道と成り果てているのだが。

途中道を間違えて山道にもかかわらずとんでもなく見通しの良い直線に遭遇。





交通量は皆無。主要道路は車で溢れかえっているのに1本脇に入れば逆に凄く走りやすかったですね。

この辺りから周回コースの北半分に突入。徐々に交通量が減ってくる。

走りやすいのだが、その分道も悪くなってくるのであまり変わらないが。しかも砂利を走らされる羽目に・・・。

工事中なのか知らないがバイクで砂利を走って得な事は一つも無い、まして初心者や下手糞ならすっころんでしまう。

管理人は日頃のツーリングのおかげでにとって砂利程度は苦にもならないが、砂埃でバイクが汚れるしチェーンにも悪い。

しかもこれが2連発ありましたからね〜。。。

ここは得意の超低速走行で砂埃を上げずに走り何とか乗り切りましが。

砂利ダートを抜けると一息坂峠の展望があったので一息つきました。


     


景色はなかなか開けていたので良かったです。そして反対に振り返ると・・・


     


やっぱり見えた大山!!もう飽きましたがね。この辺りで大山が見えるのは最後になるでしょう。

後はひたすらこんな道が続きます。





まあ慣れっこなので苦にならないですが・・・。大山ってもっと良い所と思っていただけに残念だ。

イマイチ感だけが残る場所でしたね。特に思い入れが無いのであればあまりお勧めできる場所じゃないですね、大山。

ただ一つ面白かったのが、反時計回りで回っている人達と2回すれ違う事。

すれ違い様に挨拶するのだが「さっき見たぞ」みたいな感じで。向こうもそう思っているでしょう。

周回コースなのでタイミングさえ合えば2回すれ違うのは当たり前だが、なかなか出来ない体験だよな。


ここからは湯原温泉に寄って国道428号線でひたすら西に進んで国道29号線に出るルート。

ですが大山が面白くなかったのでテンションが全く上がらない管理人。

もちろん撮影枚数も少なく・・・。これより先は延々と運転していた記憶しかありません。

挙句の果てに国道428号線でどこか店に寄ろうと思っていたのだが、全く店が無いというオチが・・・。

とても暗い国道としか印象に残らなかったなぁ。

そしてやはり管理人にアクシデントは付き物なのだろうか?こんな事になってしまいました。





「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

もはや管理人の体にあるのは疲労のみ。言葉も出ません。これにより帰宅ルートを変更し中国道山崎ICを目指す事に。

あまりの疲労と空腹の為に仕方なくマクドに寄ります。





結局1時間くらい休憩しました。余談ですがこの時土曜出勤をしている師匠よりメールがありました。

「大山はどうや〜??」みたいな感じで。


「全くおもんないわ!!」


と大山ツーリングは失敗に終わったのだった・・・。

面白くなかった割には走行距離は無駄に長く715kmも走りました。これだけ面白くないツーリングも珍しいよなぁ。


最後に、今回は心温まるオマケの話があるのだが見たい人はどうぞ。